2013/12/15

ウインターガーデン*メンテの季節

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冬だよ~寒さにまけず。。。植物王は今日もゆく!

雨が降り・・気温が下がり、本格的な冬到来!山から吹き下ろしてくる風がつめたい。。
いくらつめたい風に吹かれても・・心まで凍らないように元気を出して頑張ろう~!
暖かそうな色したドウダンツツジも、北風で葉が飛ばされていく・・もうすぐ休眠期だね。。

=ウインターガーデンにおけるメンテ法=

ツルバラ「ナニワイバラ」は葉をつけたまま・・冬を越します
冬越しのために3割ほど落葉するけど、冬に・・グリーンが残るツル性植物はとても貴重ですね!

メンテ後の写真
 
ナニワイバラの場合・・黄化現象による黄色くなった葉は、ほどほどに取るぐらいがいい感じ!
汚い雰囲気に見えないどころか・・ウインターガーデンならではの季節の変わり目を感じさせる
1シーンがナチュラルに表現される気がするのです。。。。
 
 

~最高峰モミの木のクリスマスツリーのメンテ~

 
学名に・・ピセア プンゲンス とつくと__
日本のモミの木や、欧米でクリスマスツリーとして一般的なドイツトウヒと同じ仲間ですね......
 
プンゲンスの中でも、発色性のもっとも高いホプシー・・・・・きれい~という表現がピッタリです。。
7年ほど前に2.5mほどの樹高のものを植えたのですが・・今では3.5m以上に成長しました..
込み合った枝の間引きを中心にした整姿センテイと、枝が重力に負けて垂れ下がるのを防ぐため
枝を持ち上げ・・誘引するとよいです。。日本の松と同じで・・枝の仕立て、矯正といったとこです。。
 

~フォルミウムのメンテ~

フォルミウムはニューサイランとして流通していますが、寒さに強いのか?と思えばあまり強くない
品種もあったりと・・どの品種を選択するのか?というのが大きなポイントになりそうです。。
ここで1つヒントとして言うと・・葉色がきれいなほど、性質も弱い傾向があるということ!
這い性コニファー「ブルーカーペット」の中にポツンと植えたニューサイランは1mを超え・・・
ますます成長している感じ。。。メンテは・・今年の枯葉を付け根から取るという簡易なものです。。
 

~ ナツユキカズラのメンテ~

夏の長い期間・・名前のごとく、真っ白な雪のような小花を咲かせ。。その葉のグリーンは日差し除けとして、ガーデンシェイドの空間を提供してきました。。このナツユキカズラのメンテは・・なかなか
手ごわい!今年伸びたツルは見分けがつくだろうが・・枯れた枝と生きてる枝の見分けに手間が
かかるのに加え・・枯死した枝が多いことも問題なのですが・・しっかり来年のルーフもツルで形成
しながら、冬はあたたかい光を通す空間づくりを作り上げるメンテを心がけます。。

このガーデンルーフの下部は・・・・
 
 
這性のタイム ロンギカウリスが一面にグリーンのカーペットを形成してます。。上部のカズラが
落葉性だから・・下部のグランドカバープランツは常緑性(冬の情景のイメージでデザインされた)というわけです。。アイアンのガーデンチェアーの周囲には・・タイムがただ広がってるだけのシンプルなものです
 

植物界のガーデンコラムVol.58「自然界における虚空」

ことしはハチが多い年だった。。逆をいえば、害虫の多かった年で・・それに伴う天敵であるハチを増加させたといっても過言ではありません。人間は・・おいしい蜂蜜を提供してくれるミツバチがいなくなったら 、「蜂群崩壊症候群」だとか言って騒ぎ始める。。ハチはハチでも肉食性のハチ類・・・
特にスズメバチは、TVで特番あつかいされてはいるが、その映像は・・巣の撤去を前提とする
スズメバチ虐待の一部始終であるわけです。。住居内にできたものならまだしも・・山中のものまで
「ついにやりました!この巣はでかいですね~」とかなんとか・・おバカタレントが、地元の英雄気取りで、ハッスルするしまつ。。そんな時・・・生き物の世界を身近に感じながら仕事をしているものとして、憤りと自然界における虚空を感じてしまいます。。人間側からみても・・肉食性のハチは、
いっしょうけんめい害虫を退治して、世のため・・人のために貢献しているように見えるはずなのですが。。肉食性のハチの印象が、どう猛で攻撃的なものであるために起こる・・錯覚、無知、恐怖感
なのですから・・ハチたちもたまったものではありません。。いきなり巣に近づかない限り、まず攻撃
してきませんし・・その前に余裕があれば、必ず警告をするでしょう。。その警告を無視すれば刺される。。それは、自業自得というものでしょう。ハチに刺されるという事は、人間にとって大変な事態
運が悪ければ、命にかかわる問題です。でもハチにとっても命がけなのです。。死を覚悟しています。。人間が退治した肉食性のハチが減少すれば、人はさらに農薬をまき、害虫を駆除するのでしょうか?。。その農薬によって引き起こされるものが、いろいろな要素を持つ環境破壊だけにとどまらず現在騒いでいる、ミツバチ減少の原因(浸透性農薬)であるとしたら・・
人は一体・・何をどうしたいのだろう??と問いただしたくなってしまいます。。生態系の崩壊も・・・
そんなふとした場面から起こっているのではないだろうか。。
生物多様性というものをもっと大きな視野で・・・もっと深く考えたいものですね。。。
Produced by Junichi Inaya

2 件のコメント:

  1. 興味深く、読ませていただいています。 お庭のメンテも季節感を入れながら、ナチュラルに仕上げていくのですね。 
    きれいにする・・・だけではなく、そこにナチュラルを・・・ウ~ム・・・がんばってみます。
    浸透性農薬っていうのにもいろいろあるんですか・・・  それとも普通に使っているスミチオン的なものもだめなんですか? まあ、あれも、よくはないんでしょうけれど・・・  人間からみて、益虫、害虫ではすまされないですよね。  生き物の中に人間も虫も組み込まれているのだから、強者?である人間は、よほど考えて行動していかなくてはならないな・・・と思いました。 また、タメになるコラム、期待しています。 できましたら、、もうちょっとだけ頻繁に・・・(*^_^*)  次回、待ってまぁ~す♪

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  2. コメントありがとうございます。浸透性農薬は2種が危険とされていて1つはネオニコチノイド系農薬です。スミチオンは系列が違いますね。スズメバチの肩を持ったようなコラムを書きましたが、オオスズメバチという種は、ミツバチの天敵でもあるわけで・・そう考えるととても難しい問題ではあります。できるだけ頑張ってブログの更新しま~す。

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