2013/06/15

梅雨どきにあわせて防草シートで草退治!

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GARDEN’S WORK「防草の依頼」 

T医院のガーデン内の草は・・半端ではない!年間の除草費用だけでも、かなりの経費がかかっていることは・・間違いありません。。防草にいい知恵はないですか?と依頼があり・・
60%以上の確率で、いままでの草を抑えることのできる可能性のある「防草シート」をオススメしました。。。
防草シートとは>>>素材や色(黒やらグリーンやら)いろいろあって質のいいものから、悪いもの
 
まで様々です。。素材選びは大切です。。シートはもちろん水を浸透させることができるので・・
 
水たまりができるようなことはまず・・ありません。
 
このシートには専用のアンカーピンがあり、それが防草シートを敷いた時の止め具となるわけです
伊勢砂利
敷き終えたら・・3cm圧で砂利を敷いていくのですが・・伊勢砂利の3分と1分とドライサンドの混合
 
で敷きました。。なぜ混合にするのか?というと、歩きやすさへの配慮です。。
 
3分や1分やドライサンドのどれか1種だけで敷いた場合、まるで・・雪の上を歩いているような
 
感覚を体感するわけで・・それでは歩きにくいですよね。。。目の粗さを変化させることで、程よく
 
しまり・・心地よい歩きやすさを提供します。。
 

草のよく生える林のような樹木エリアの防草には・・すこし時間をおきました
 
3日後・・現地に行くと、やはり・・生え変わりの時期にある樹木の老いた葉が散乱してました。。
 
枯葉のたびたびの掃除のことを考えると・・このエリアはドライサンドのみで敷くのがベスト!

砂利のきめが細かいので・・石と石の間に枯葉が詰まったりせず、ほうきで集めやすいわけです

ドライサンドの石色は、多少白っぽいですが・・・・・・・
午後より、かなり日陰になる林エリアにできる樹木の影絵は・・とても幻想的なのです。。。
混合にした砂利
2つのレイズドベットの間を通るこみち・・・

ただ・・問題はこれからの防草の効果です。。。

こみちの奥まで・・防草シートによる砂利敷が完成です。。
できあがりは、いいに決まってる・・本質を試されるのは・・今からの梅雨の季節です。。
 
この防草シートでどのくらいの効果があるのか・・またブログでお伝えしますね。。。

植物界のガーデンコラムVol.49「完熟でない堆肥を施す恐怖」

街を歩いていると・・公共施設をはじめ、会社組織が管理しているのだろうと思われる花壇に
 
時期の草花が一面に植えられていて・・よく見ると、こっちの植物は、まあまあ育っているけど
 
あっちの植物は生育が悪いなあーという光景を見かけます。。そして、この光景に必ずといって
 
いいほど付随しているのが・・かっこつけが大半の意味を持つ・・堆肥のマルチング
 
堆肥を使うなら、完熟のものでなければダメです。。これは、ただ単に植え付け方が悪いとか
 
水やりの仕方が悪いと言った問題で片づけることのできないものです。。と、いっても・・・・
 
仕方のない面も多々あります。そもそも堆肥の生産者が、完熟でない堆肥を土袋に「完熟堆肥」
 
と銘打って安値で大量に販売し・・ユーザーはユーザーで「質より量」という意識のもとで購入
 
しているのが、現状なのですから・・・マルチングが効果的な植物を例に挙げて説明すると・・
 
もうすぐ収穫期をむかえるブルーベリーがあります。。ブルーベリーは、乾燥に弱く、耐暑性にも
 
問題があるので、10~15cmぐらいの厚みのあるマルチングは、とても有効ですが・・・
 
完熟でない堆肥でマルチングすれば、塩類濃度障害という生育障害をおこす可能性があります
 
ブルーベリーの栽培に適さない硝酸態窒素の濃度を高め・・生育に必要なアンモニア態窒素が
 
減ることを意味します。。だから・・完熟でない堆肥に合わない植物は数多く存在し・・・
 
その植物たちには、常に恐怖を与えていることになるわけなのです。。。
 
Produced by Junichi Inaya

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