花物語GARDEN'S WORK「オープンガーデンのための植栽」
4月20日にオープンガーデンをひかえ・・花壇の植栽をしました。
株式会社ワイズスケープの「雨水の再利用」をテーマに造られた
モデルガーデンです。。このガーデンの花・・宿根草を含め、
植栽は花物語が担当しています。。
WATER WISE GARDEN(モデルガーデン名)のエントランス・ゲートです・・・
~セリンセにあわせる・・お花たち~
今回のメインフラワーに使用した・・これがセリンセというお花ですよ。。
シルバーグレーの葉は、美しいカラーリーフとして・・葉だけでも楽しめますが・・・・この個性的な青紫色の花が下向きに咲くと・・さらにこの植物は神秘性を増す感じがします。。
主に、セリンセにあわせるお花は・・バージニアストックです。。。
ストックという名前がついていますが、似ているためについた名で・・別属の別種です。。
宿根イベリス(センベルヴィレンス)とこの白花スミレの白色の花を点在します・・・
アメリカでは、主流になりつつある植栽における方法と技術のことなんです。。。
上の写真のように、中心に窪地をつくり・・そこに雨水をため、植物たちのみずやりに
活躍してもらったり・・余分な雨水は地下に浸透させてきれいな地下水として再利用させると・・
いったものです。。勾配のつけかたと窪地の深さが・・ポイントになります
中心の窪地には・・植栽はしません。。セリンセもバージニアストックも比較的乾燥にも耐えれる
ので、窪地の中心の周りの勾配(傾斜)のついた部分に植栽します。。
植えると・・ナチュラルな感じにできあがりますよ。。。
エリアがあり・・ここから窪地に向かい流れこんでいきます。。これは、アメリカ版の入水口の造り
で・・イギリス版は入水口がわからないように、植物でカバーリングします。。。
セリンセのエキゾティックな色合いとバージニアストックの春らしい色合いのピンクを
白花スミレと・・宿根イベリス(センベルヴィレンス)の白が引き締めている感じです。。。
手前に植えてあるのは・・アベリア・ホープレイズの黄色と、右の黄色はセダムですよ。。。
植物界のガーデンコラムVOL.33 「植栽する時の注意点」
今回のモデルガーデンの植栽について・・僕が注意した点についてコメントします。。
レインガーデンへの植栽ということで・・窪地への植え付けではなく・・近くの勾配への
植え付けなので、比較的乾燥にも耐えれる性格も持っていることが植物選択の条件でした。。
宿根イベリス(センベルヴィレンス)を使う植栽は・・有機石灰などで土壌を中和してから
植え付けすること。。イベリスは酸性土を嫌い、生育が緩慢になりがちだからです。。
バージニアストックですが・・土中の根も、株の生育も横には広がりにくいので・・
株のあいだを開けて植えてしまうと、花がまばらな感じに見えてしまうんです。。
だから、今回もセリンセにそわすように・・株間をあまり開けないように植え付けしました。。
後は・・センスの問題となりますので・・思いっきり楽しんで植えましたね。。。
Produced by Junichi Inaya
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