2013/04/21

花物語のハンギングバスケット・バイブル

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「春のハンギングバスケット講習会」で創作のバスケット

4月20日(土)>>>(株)ワイズスケープのオープンガーデン初日にハンギングバスケットの
講習会が催され・・講師をさせていただきました。。。

これは・・その講習会で見本として展示したもので、本番2日前に創作したものです。。。





 前作「春のハンギングバスケットづくり」でご紹介しました・・5スリットのバスケットがベースです

7割完成形のバスケは・・飾った時、すでに見ごたえのする仕上がりになってます。。。

キャスケード型のブーケのイメージで、植栽された個々の植物がそれぞれの良さを生かしあい・・

斑入り葉・・カラーリーフの色のコントラストに、下垂性植物の繊細な曲線で楽しめるバスケットを

講習会で創ってもらおうとデザインしたものです。。。
             




                 *バスケット上部の写真
このバスケットの完成度を高めるポイントは、最後に植え付
けるトップ部のベロニカ2つとリシマキアで、バスケットの
際(きわ)の部分をいかに見せないように・・ナチュラルに
植え付けできるか・・なんです。際がはっきり見えてしまうと、上と下で植栽が分離したように見えてしまい・・味気ない
ものになってしまいますので・・要注意!





=植物リスト=

トップ部左右・・斑入りベロニカ・ミフィーブルート 手前・・リシマキア・シューティングスター
中央部上・・タイム・ブルガリス(フォックスリータイム)           
中央部真ん中・・原種系ぺラルゴニウム・ラベンダーラス 下・・インディアンストロベリー
左右奥部下・・斑入りベロニカ・ミフィーブルート 上・・カーペットカスミソウ
2番4番スリット部下・・斑入りアイビー  上・・リシマキア・シューティングスター  以上です<<
植物リストにある植物たちの植え付け先はバスケット部位の図解を参考にして下さい

 

~植物の声を聞きながら・・・~ {作業中に大切なもの}


植物たちの命をあつかっていることを、忘れないでください。。

作業中は・・指先に感覚を集中して、植物を常に感じてあげてください。。。

女性の方にはコクですが・・素手で作業することが大切です。。

講師の時の自分は知識や技術は二の次で・・感覚のことばかり

しゃべってます・・でもホント大事なんですからね。。。


 

△ 三角パーツ苗づくり△

 
親指、人差し指、中指の3本の指を使い・・根土の処理をしていきます。。
 
「けがき」という技で・・土取りしてコンパクトなパーツ苗を作っていくんです。。
 
せまいバスケットの中に植え付けていくんですから・・なるべく小さくするわけです。。
講習会は・・大成功だったのではないでしょうか・・ 

参加者のみなさんは・・上手に作られていて、すごく気に入ってもらえたようでした・・・
 
 
春らしいハンギングバスケットが出来上がったのでは・・と思います
 
今度・・ご紹介するハンギングバスケットは・・「お花のバスケット」でしょうかねぇー!?
 
それとも・・日陰で楽しむ「シェイドリーフバスケット」でしょうか・・お楽しみに。。。
 

植物界のガーデンコラムVol.36「塀の中に住むノウゼンカズラ」

 
最近・・ノウゼンカズラの撤去作業を行いました。。。過去に何度か撤去依頼があり・・
 
お客様のご希望に応えてきたんですが・・今回のノウゼンカズラは手ごわかったですよ。。
 
話によると・・小さな塀の亀裂から侵入して・・亀裂部分は大きくなり、その塀の中で
 
生育してツルを伸ばし年々幹も太っていき、12cmの太さになってしまったということなんです。
 
完全に塀の中をマイホームにしているノウゼンカズラは・・「でてこいよ!」と呼びかけながらの
 
作業も、アッカンベーの・・だだっこ状態でへばりついて出てきません。。しょうがなく
 
コンクリートハンマーで塀をかるく壊しながらの撤去作業となりました。。。
 
その後・・塀も修復し・・今度は塀の上から、垂れ下がる状態でたくさんの花を咲かせるように
 
誘引しました。。こんな経験より・・ノウゼンカズラの植え場所は塀より20cmは、離れた場所です
 
これ以下の植え付けは事故のもとですよ。また・・未来予想図を植え付け前に想定しておく事が
 
大切です。。。あとは、だだっこにならないように・・たまには見てあげてくださいね。。。。
 
Produced by Junichi Inaya
 

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