2013/03/24

植物界のガーデンコラム特集Vol.4


植物界のガーデンコラムVol.27 「オーストラリア大陸のワイルドフラワーたち」

四季のめぐりかたが日本とは反対のオーストラリアは、今頃は秋でしょうか。。?

近年、オーストラリア産の植物たちが、たくさん輸入・・または、日本で生産され園芸業界を

にぎやかしています。。東洋でもない・・・アフリカでもない・・・未知の大陸であったオーストラリア

大陸は、探検家キャプテンクックにより発見され、後に「種の起源」を記したチャールズダーウィン

らヨーロッパ人に興味を注いだ場所です。。。

最近はカンガルーポーや、バンクシア、ワックスフラワー、プロテア、ピンクッションなどが、切り花

だけでなく、ガーデニング用の素材として、かなり流通するようになりました。
バンクシア帝カンガルーポー君
オーストラリアの植物たちは・・ホント独特の雰囲気をもったものが多く、見れば見るほど
 
ミステリアスな感覚を受けます。。。しかし、どうも育ててみると、なかなか・・難しいのです?
 
オーストラリア大陸の赤土質や気候は、湿度の高い日本の温暖湿潤気候は苦手な傾向に
 
あるようです。。。多年草として、植栽できるものは、かなり厳選されるということになります
プロテアぼうや
花物語の植工で、オーストラリア産の植物たちは、注目しつつ・・よく調べたうえで使っている
 
のも事実です。。。オーストラリアの牧草地帯を夢みながら・・エバーラスティングや
 
ケープウィード、球根のワトソニアなど、比較的オーストラリアらしくない感じのワイルドフラワー
 
を好んで植えます。。。オーストラリアの植物たちもストレスを感じながら、ふるさとの牧草地帯を
 
夢みてるのではないかと思うと、植えた自分も少しせつない気持ちになってしまいます。。。
 
Produced  by Juichi Inaya
 
 

支柱キャップの存在

支柱キャップは、支柱トップといったり・・アコーンキャップといったり呼び名もいろいろ
 
あるようです。用途はもちろん・・組んだ支柱の先端に差し込んでかわいい飾りとして使います
 
でも・・・こんなかわいい支柱キャップの生まれた経緯には、危険防止のための使用目的が
 
根底にありました。。鋭利な先端を隠すためだったのですよ。。
 
形もいろいろあって・・・欧米の人は、ホントに園芸の楽しみ方を知ってますよね。。。
 
 

植物界のガーデンコラムVol.28 「イエローブック」

園芸王国イギリスでは・・「イエローブック」の愛称で知られるガーデン情報誌があります。
 
ザ・ナショナルガーデンスキーム(NGS)が毎年2月に発刊しているもので、オープンガーデンの
 
公開日や、そのガーデンの内容が記された愛好家・・必携の一冊の本というわけです。。
 
その本の表紙が黄色なので・・・「イエローブック」と呼ばれているんです。。。
 
イエローブックを読む植物王
「イエローブック」のすごいところは・・個々のガーデンオーナーのボランティアで一般公開され、

入場料収入をNGSに寄付して、がん患者のための看護師研修協会や、年金基金などの

公益団体を援助しているところです。。。イエローブック片手に、楽しみながらオープンガーデンを

見に行くことが、社会貢献につながっていることに、生活と文化の密着度の深さを感じます。。。

庭を見る側も見られる側もですよ。。。植物を愛し・・育てる心が・・人を愛する心にもつながって

いるのですから、やっぱり・・イギリスの園芸は奥が深いです。。。

追伸........もちろん日本にも・・イギリスに習い、イエローブックの協会があるのですが、
      このせちがない世の中!個人情報に敏感になっている社会の現状に
       活動を縮小せざるをえない支部、団体もあることが・・残念でなりません。。。

                       Produced by Juichi Inaya


植物界のガーデンコラムVol.29 「お花たちは・・笑ってる」

言葉の比喩表現のなかに「まるで、お花が笑っているようだ!」というものがあります
 
植物も人間も笑ってるときはほのぼの気分になるでしょう・・・
現実的にいうと・・きれいに咲いているけど、笑っているというのはどうかなぁー?
 
ものの例えだよねーという人もたくさんいるでしょうね。。。
 
でも僕は・・お花たちは本当に笑ってると思ってるひとりです。。だから、自分の描く
 
植物界の仲間たちの絵は笑ってるものが、圧倒的に多いと思います。
 
以前・・どこかで聞いたことがあります・・現在の当用漢字の「咲く」はずっと昔は
 
「口」へんに・・・「笑」だったんだよ・・・だから、咲くことと笑うことは一緒の意味をもつんだよ
 
ということを。。。長い人類の歴史の中で、象形文字より進化してきた漢字の組み合わせでも
 
咲くことが笑っていることと同じ意味だったんです。。
 
だから、お花たちは、何事にも動じないにこにこの笑顔でいつも笑っているんです
 
Produced by Juichi Inaya
 
 
 
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