2013/02/26

植物界のガーデンコラム特集Vol.3

今回もガーデンコラム特集をお楽しみくださ~い!!
 

植物界のガーデンコラムVol.16「お花のガーデンデザイン」

ワイルドフラワーの種をまく植物王
                                                       
最近・・ガーデンデザインやら、植栽やら、園芸にたずさわる仕事をする中で思うことは、

花の存在と色彩感覚の重要性です。。ガーデンデザインの最近の傾向からすれば・・・

花が咲く、咲かないに関わらず、リーフ(葉)の色彩、形などを主とするデザイン性が

重視されたり、常緑性(一年中葉があるもの)やグランドカバーの配置が重視されたり。。。

もちろん!どちらも重要であることには変わりないのですが、このように設定されたガーデンに

どんな色の・・どんな形の・・どんな質感の花が咲くのかということは。。。

今さらながら、とても大切に思うんです。。。事実・・自分も草みたいな植物が大好きで

花物語でなく・・草物語のほうが名前としてしっくりくる程なんですが・・・

「アイリスの可憐さにハッ!とする植物王」
見事に群植して咲いたモナルダ、フロックス、コレオプシスを見たとき,圧巻的な勢いを感じたり

またその光景が感傷的にも見えたり・・・色の3要素である色相、明度、彩度をコントラストの

強弱をつけながら、お花のもつ「ハッ!とする芸術性」を楽しみたいものです!!

                      Produced by Junichi Inaya

植物界のガーデンコラムVol.17「芝生のよい活用法」

芝生という植物は、水を必要とします。。

広い範囲に敷かれた芝生には、スプリンクラーを設置したり、暑い夏には毎日の水やりと

管理はとても大変な部類にはいります。。アメリカでも最近は、芝生の面積をある特定の範囲に

縮小しているのが現状です。。これは限られた水資源を大切に使おうというデザイナーたちに

よる試みです。そこまで考えるなら・・芝生なんかいらないではないか!?と思われるでしょうが、

非常にいい面もあるんですよ・・

ある小学校が運動場の一部に芝生エリアをつくり、土の部分との真夏の気温の違いを調べた

ところ・・4℃~7℃の気温の差が観測されたということです。
                                       芝生とたわむれる植物王

水をたくさん必要とする分、蒸散率や保湿率も高く、周囲の気温を下げる効果があるという事

です・・・芝生の良い活用法を知ったあなたのお庭に環境にもやさしい、また一つグレードの高い

ガーデンデザインが生かされるのではないでしょうか!!

                     Produced by Junichi Inaya


花物語のガーデンワーク

 
 
前回紹介の介護施設の施工のその後をご覧ください・・・

だいぶ・・敷けたでしょう!!コボルレンガの向きと角度に
気を付けて、隙間の部分はグラインダーで切断しながら・・頑張ります!!

 

円形部分は、植栽エリアですよ!
切断しすぎると、ナチュラル感が損なわれるので・・カットは最小限にします。。
この設定で5か所の円形部分を造っていくんですよ!!
 
次回ブログで・・進行状況をお伝えしま~す!
 

植物界のガーデンコラムVol.18「雑草のないガーデン」

「雑草という名の植物はない・・」という園芸の世界では有名な言葉があります。。
 
自分が思う雑草とは・・庭の中に植えていないのに生えてくる植物、または、植えている
 
植物の生育を阻害する植物だと思うんです。。。
 
たしかに、野山やあぜに生きている植物たちは、園芸種と認知されているかどうかでその他は
 
雑草として扱われますが・・ガーデンプランツとして育てたいものも、たくさんありますよね!
 
事実・・つい最近まで「ネジバナ」や「ワレモコウ」、「姫ツルソバ(ポリゴナム)」など
 
雑草扱いされていた植物が園芸店に並ぶようになっています。。
 
植物王もコラボに参加
アジュガのまわりに生えてきたカタバミとのコラボは・・とてもいい景観を作り出していたり。。。

雑草のないガーデンも理想でしょうが・・雑草とがコラボしているガーデンも

まるで自然界とつながっているみたいで・・とても魅力的に感じてしまう今日このごろです。。
 
Produced by Junichi Inaya 
 
 
 
 

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