植物界のガーデンコラムVol.16「お花のガーデンデザイン」
ワイルドフラワーの種をまく植物王
花の存在と色彩感覚の重要性です。。ガーデンデザインの最近の傾向からすれば・・・
花が咲く、咲かないに関わらず、リーフ(葉)の色彩、形などを主とするデザイン性が
重視されたり、常緑性(一年中葉があるもの)やグランドカバーの配置が重視されたり。。。
もちろん!どちらも重要であることには変わりないのですが、このように設定されたガーデンに
どんな色の・・どんな形の・・どんな質感の花が咲くのかということは。。。
今さらながら、とても大切に思うんです。。。事実・・自分も草みたいな植物が大好きで
花物語でなく・・草物語のほうが名前としてしっくりくる程なんですが・・・
見事に群植して咲いたモナルダ、フロックス、コレオプシスを見たとき,圧巻的な勢いを感じたり
またその光景が感傷的にも見えたり・・・色の3要素である色相、明度、彩度をコントラストの
強弱をつけながら、お花のもつ「ハッ!とする芸術性」を楽しみたいものです!!
Produced by Junichi Inaya
植物界のガーデンコラムVol.17「芝生のよい活用法」
芝生という植物は、水を必要とします。。広い範囲に敷かれた芝生には、スプリンクラーを設置したり、暑い夏には毎日の水やりと
管理はとても大変な部類にはいります。。アメリカでも最近は、芝生の面積をある特定の範囲に
縮小しているのが現状です。。これは限られた水資源を大切に使おうというデザイナーたちに
よる試みです。そこまで考えるなら・・芝生なんかいらないではないか!?と思われるでしょうが、
非常にいい面もあるんですよ・・
ある小学校が運動場の一部に芝生エリアをつくり、土の部分との真夏の気温の違いを調べた
ところ・・4℃~7℃の気温の差が観測されたということです。
芝生とたわむれる植物王
水をたくさん必要とする分、蒸散率や保湿率も高く、周囲の気温を下げる効果があるという事
です・・・芝生の良い活用法を知ったあなたのお庭に環境にもやさしい、また一つグレードの高い
ガーデンデザインが生かされるのではないでしょうか!!
Produced by Junichi Inaya
花物語のガーデンワーク
だいぶ・・敷けたでしょう!!コボルレンガの向きと角度に
気を付けて、隙間の部分はグラインダーで切断しながら・・頑張ります!!
切断しすぎると、ナチュラル感が損なわれるので・・カットは最小限にします。。
この設定で5か所の円形部分を造っていくんですよ!!
次回ブログで・・進行状況をお伝えしま~す!
植物界のガーデンコラムVol.18「雑草のないガーデン」
「雑草という名の植物はない・・」という園芸の世界では有名な言葉があります。。
自分が思う雑草とは・・庭の中に植えていないのに生えてくる植物、または、植えている
植物の生育を阻害する植物だと思うんです。。。
たしかに、野山やあぜに生きている植物たちは、園芸種と認知されているかどうかでその他は
雑草として扱われますが・・ガーデンプランツとして育てたいものも、たくさんありますよね!
事実・・つい最近まで「ネジバナ」や「ワレモコウ」、「姫ツルソバ(ポリゴナム)」など
雑草扱いされていた植物が園芸店に並ぶようになっています。。
雑草のないガーデンも理想でしょうが・・雑草とがコラボしているガーデンも
まるで自然界とつながっているみたいで・・とても魅力的に感じてしまう今日このごろです。。
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