2014/05/18

イオンモール名古屋茶屋店「雨の庭™」の完成

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=小出兼久先生プロデュース・イオンモール名古屋(西)茶屋の「雨の庭™」=

はじめに.............このたび小出先生には、本当に・・お世話になりました。。
小河さん(お二人)お世話になりました。。植栽をともにした杉本さんお疲れ様でした。。。。
現在ぼくは・・小出先生の命により、JXDA(日本ゼリスケープデザイン研究協会)において、
Xeriplant©(ゼリプランツ)という「雨の庭™」緑地帯使用における・・有益な植物部門を担当させて
いただいています。。。
 
このたび先生は、 実践的なXeriplant©の扱い方をはじめ・・
現場での実体験を通して見えてくるものの重要さを、身をもって経験するようにと・・・
 
イオン西茶屋店・・先生の造る「雨の庭」の現場に入ることができるよう・・
取り計らって下さいました……このような「またとないチャンス」をいただき、感謝です。。。
今回は、ぼくも現場に行くのだから・・と、Xeriplant©と共に、岡山から・・いざ名古屋へ!
 

~現場での最初の2時間~

動けなかった・・・・小出先生は、現場で最終イメージを完成させていく!その空間づくりにおける・・
圧巻ともいえる先生のインスピレーションは「すごい!」の一言。。
その先生の感覚が、自分の中に伝わってくるまで・・2時間という空虚な時を費やしてしまった>>
 

~Xeriplant©とオブジェの融合~

 

雨の庭だから・・・そこに配置された錆鉄のカサは、ごく自然に「雨」を想像させる。。
そして「植物」は・・・「波」のようにウエーブを描く植栽で満ちている。。
先生の・・この感覚がすごい!植物たちも「水」に関連づけているわけだから。。。
この「先生の感覚」を「自分の感覚」の中におきながら・・頑張って植栽しました。。
 
よく見れば・・・植物の波に浮かんでいるように見える「緑地帯」が完成.......
 
だから・・岩場には、錆鉄とボルト製の「気ままなカニ」が存在している。。
 


錆鉄の「レインバード」と名付けられた、この鳥の存在感は絶大!
未来に・・そして、子供たちに、何か大切なものを伝えてくれそうな・・そんな予感がします。。。
 

=「雨の庭™」のバイオレメディエーション=

目に見ることのできる、地上部のデザイン性も重要だが・・
小出兼久先生が本当に伝えたいことは・・目で見ることのできない土壌圏にあるのです。。
バイオレメディエーションと呼ばれる生物浄化システムを地下組織として構築しているわけで・・
簡単にいえば・・舗装面より「この雨の庭」に流れ込んだ汚染された雨水が、窪地に浸透し・・
微生物や細菌類、浄化作用に優れた植物(Xeriplant©)の根の働きにより、水質浄化した水を
地下にもどすという・・環境保全に貢献するランドスケーピングを展開しているわけです。。
 
 
だからこそ>>>小出先生は、「雨の庭」をつくり・・Xeriplant©をその緑地帯に植栽することの重要性を語り続けている。。
多くの人が・・おしゃれに思う庭、植物たち・・確かに好きなように好きなものをつくり・・
自分好みの植物を植えることは、楽しいし、それもまた・・大事なことかもしれない。。
でも・・それは「雨の庭」や「Xeriplant©」の理解を深めてからでも、決して遅くはないはずだ。。
近年、まれにみる自然災害・・気温の上昇・・自然界の時の刻みは待ってはくれないのだ!!
だから・・みんなで力を合わせて、地球にやさしい「雨の庭」をつくることが急務ではないだろうか。。
 
ぼくも、また・・「雨の庭」の重要性をこれからも語り続けていきたい。。。
 
*詳しくはリンク先 JXDA(日本ゼリスケープデザイン研究協会)のHPまでアクセス
 

  

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