2014/02/03

多肉たちのカラーリーフの魅力**

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INFORMATION==[雨の庭™+Xeriplant©概要講習]

Xeriplant©と呼ばれる「雨の庭™」「XERISCAPE」のシステムを支える植物たちが・・ついに登場!
この植物たちの使い方をはじめ・・知識面、近未来における水と植物との関連性を含め・・
わかりやすく解説いたします。。新たな植物の世界にようこそ..............
 
植物(Xeriplant©)の講師は・・ぼくがさせていただきます!頑張りま~す!ご参加お待ちしてます。

日時*H26.2月22日(土)PM 2:00~4:00
場所*岡山南ふれあいセンター 第一研究室(定員25名)
参加費*御一人様3000円(同伴の方2000円)
お申込み http://www.wise-scape.com
 
雨の庭™の詳細は・・リンク「日本ゼリスケープデザイン研究協会」のHPをご覧ください。。。


ー多肉たちの真冬の色づきー

多肉植物とは、葉や茎、根の内部に、水を貯蔵できる柔組織(じゅうそしき)をもつ植物の総称です
よく御存じの「サボテン」も多肉植物ですが、園芸業界では、サボテンの種(しゅ)がとても多いため
多肉植物と分けて扱っています。。
今・・寒さにより見頃をむかえている多肉たちを、最近・・ぼくが作った多肉寄せでご紹介します。。
ホントこの時期の多肉たちは、つくりものみたいな色合いとテクスチャーです。。
赤のつぶつぶ・・セダム属 玉葉
                                
パキフィッツム属 桃美人、紫麗殿
                      エケベリア属 紅司など・・
                    
セダム属 乙女心の先端がポッと赤くなった感じが・・かわいいね~
 手前のエケベリア属 錦晃星の葉縁が赤く色づく・・
 その奥のエケベリア属 ハムシーも葉縁が赤く色づく。。
この2鉢ともポイントになっているのは・・きれいに赤く色づいた多肉たちではない。。
その赤く色づく多肉をさらに引き立たせているブルー色の多肉・・どちらも「その位置」に存在する
ことで、全体的な魅力が増していると思いませんか。。。

体内に柔組織をもつ多肉たちは、乾燥に強い!水やりもこの時期だと半月に1度で
いいでしょう。。日当たりのよくない・・暖かい部屋に置いておくと、せっかくの良い色合い
(色素)がぬけてしまうので、要注意ですよ。。
 
 
 
この多肉寄せは・・中心に濃赤~オレンジ色のセダム属 虹の玉があり、手前にも同属の オーロラがピンク色に色づき存在してます。。でもなんといっても・・このセダム属を引き立てているのは、
後ろにひかえているアエオニウム属 黒法師でしょう。。。
 
 
この鉢の主役は、グラプトぺタルム属 秋麗。。オレンジ色に色づき存在します。
エケベリア属 ボンビシナ、ピーチプリデなど。。。
この黒法師の鉢と秋麗の鉢・・2鉢に共通するのは、鉢の口径が大きいこと。。
大きめの鉢の多肉寄せは・・用土が見える感じに植えてキチキチ感を和らげること!
でないと・・この大きさの多肉だと、重い感じとやりすぎの感じを受けてしまいます。。
最後にお見せするのは・・そんなに鉢の口径も大きくないのだけど、バランス感覚で
わざと詰めずに植えたもの。。こんな感じも好きです。。自画自賛ですみません。。
 

植物界のガーデンコラムVol.60「葉緑素でいっぱいの大地」

~はじめに~
地衣(ちい)類とは>>>>コケのような姿をしてるけど、コケではない!
よく古木や石にへばりついている・・岩のりみたいな物体!
まぎらわしいけど・・植物ではなく、細菌類だ!
ただ・・細菌類は光合成が単独ではできないから、藻類(そうるい)の助けを借りて
一緒に生活する共生生物?なのです。。
 
「葉緑素でいっぱいの大地」
 
地衣類が岩をとかす。。。長い年月をかけて、ゆっくりゆっくり風化して*土壌をつくる。。
*「土」と「土壌」の違い>>生物のはたらきにより植物生育に適した状態のものが「土壌」
 
「土」はお月さまにもあるけれど・・月には、水も大気も無かったから、生き物は誕生しなかった。
だから、「土」は「つち」のまま・・「土壌」にはなれなかった。。。
この星(地球)にあった岩石は・・地殻変動やストームウオーターくん(雨水)の活躍で、
「土」となり、できた土は・・風やストームウオーターくん(雨水)たちが、エッチラオッチラ低地に
運んで、植物たちを育む土壌となった。。。

そこで生まれた 葉緑素をもつ微生物と植物たちが天に太陽のあるかぎり・・
いっしょうけんめい働いて・・・・・
糖類や炭水化物、タンパク質をはじめとする太陽エネルギーの産物をつくりだした。。。
そして人間は・・その恩恵をうけて生きている!
ぼくが・・「人は生かされている」と感じる原点がここにある
えらそうに・・エゴイストになって生きてはいけない理由がここにある
葉緑素をもたない人間は・・植物たちを直に食べるか・・あるいは・・それを食べた動物たちを
食べて生きていくしかないのだから。。。。

人は「いただきます」「ごちそうさまでした」で感謝の気持ちを表し・・命をいただくありがたさを
いつも感じて生きているのだから・・・今度は、ぼくら人間たちの力で、
葉緑素でいっぱいの大地を育んでいこう。。。
それが・・この星で、たくさんの恩恵をうけている人間にできる・・せめてもの恩返しでは
ないでしょうか。。。。。。
 
     Produced by Juichi Inaya
 

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