2013/08/28

雨水再利用のガーデン{ハード完成・・間近!}

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=恵みの雨=

秋雨前線の南下に伴い・・久しぶりの雨予報だ!農家の方々をはじめ・・貯水率が低下した貯留池にとっては、天からの恵みの雨になることでしょう。。。。。。
なんか・・もったいない気がしたので
用意していた一輪車に雨水を貯めて、雨水を窪地にざば~っと入れて、浸透の具合と浸透時間を検証してみました。。この写真は40分経過のもの。。
 

~ハンドメイドのオーバーフロー~

行き場を失くした古ガワラ
サークル花壇内で浸透しきれない雨水は、このオーバーフローに入り・・チャネル(水路)に
導かれる。。クライアント様の敷地内にあった古ガワラを再利用したもの。。
「お金かければいいものできる」のは・・当たり前!お金かけなくても・・頭を使えば、味のある
ものは創ることができるもの。。アイデアは庭に新たなオリジナリティーを加え、既製品では味わえ
ない価値感をもたらしてくれます。。
このロックは・・沖縄産の石灰岩(琉球石灰岩)
オブジェ風に雨水の入水しない面に敷かれています。。このエリアにはセダムをコラボさせて
ロックガーデン風にアレンジする予定です。。

~どこからでも・・雨水入水可能な施工法~

このサークル花壇には、おおきな雨水入水口が2つあります。。
それ以外に・・1段目のコボルレンガの円周は、目地を入れず、2段目で施工における強度を
つけているため・・1段目の花壇の隙間からは、どこからでも雨水が入水できるようになってます。

=チャネル(水路)=

前回はただ据えていた火口岩でしたが・・モルタルで下部を固定し、しっかりと据えつけられました
 
 
チャネル(水路)中央に据えられた火口岩の役目は・・雨水の流出速度を失速させるための
障害物。。
2方向に分岐させて流出速度の失速と
雨水浸透にかかる時間かせぎの役目を担っている。。
 
 
そういえば>>>イトランガーランズゴールドが植物1番のりで植え付けられました。。
こんなトゲトゲのような植物なのに・・1つでもグリーンが入ると、やさしい雰囲気になります。。
ソフトである植物の重要性は・・こんな場面でも感じることができます。。
 

~最終地点の窪地~

排水マス手前の窪地
チャネル(水路)を通り、流れてきた雨水は排水マスの
手前にある窪地に入り・・浸透していく。。かなり深い窪地を造り、そこに玉砂利のような石を入れ
窪地に見えないような設定で地中に浸透させてみようと考えたものです。。ですから地中は暗渠
のような仕組みになっているというわけです。。
 
ここで浸透しきれない雨水は・・排水マスに流れこみます。。
 


~水鉢に雨水を貯水~

この水鉢に雨水をためて45°鉢を傾けたら、サークル
花壇に水を流し込める。。いずれ植え付けられる樹木へ水を与えられる。。
あまり長い期間、水を貯めておくと、虫が湧いたりと衛生的に良くないので・・定期的に貯水した
水を使用する必要がありますけどね。。
 
ハード完成間近の施工は・・最後にコボルレンガをグランドに敷いてゆき、グランドカバープランツ
として・・リッピアを植栽していく予定です。。レンガにせよ、石組みにせよ、リッピアという植物は
這う地に障害物があれば生育が緩慢になりにくく・・芝でいう目の細かいターフを形成します。。
その意味でもコボル敷きはとても大切なデザイン性をもっているのです。。

さあ~いよいよ・・9月からは植栽が始まります。。暑い日が続きますけど・・・・・・

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