かいつまんで・・一週間のガーデンワーク

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 ＝セミたちの生態区分の変化＝

子供の頃・・夏休みになると、昆虫採取ばかりしてた僕にとって、数少ないクマゼミの存在は

貴重だった。。小豆島や四国に行った時、クマゼミが「シャーシャー」と爆音をたてて鳴いている

光景を見て「ここは・・天国だ！」と思ったものです。ところが今は・・どこに行ってもクマゼミが鳴いている。。いまやクマゼミの生態環境の変化は・・岡山の地域温暖化を肌で感じる光景となっている

 

 

＝エアープランツではなく・・チランジア本来の楽しみ方を・・＝

８月３日（土）岡山の南ふれあいセンターで「雨の庭ＴＭ］の概要講習会が開催されます

岡山の生産者、ガーデンデザイナー、造園関係者、住宅メーカーの方々をはじめ・・

色々な分野の方々が集結した講習会なのです。。

 

ぼくは・・概要講習の合間に一息ついてもらう意味も含めて、「ガラスのランタンを鉢に見立てて

チランジアを植えて楽しむ講習会」の講師をさせていただきます。。
「な～んだ！エアープランツを植えてインテリアの小鉢を作るのね」などと、侮ってはいけません。。

もともとチランジアは着生植物といって樹木や・・岩、砂地などに、根を固定して生きているんです。。それを人間様が・・根からほとんど水を吸収しないのをいいことに・・空中で育てて楽しむことのできる「エアープランツ」という商標で営利目的で販売しているのです。。要するに、金銭欲に目のくらんだエゴイストたちの仕業です。チランジアにしてみれば、いい迷惑！よほどいい条件でないと花を咲かせる力もなく・・衰弱して枯れていく。。だからみんなでエアープランツとしてではなく・・チランジアとして・・の本来の栽培方法で、植えて楽しむことを分かち合うための講習会なのです。このチランジア講習の本質は・・今の現況を見て「地球上に良いと思う・・真実を伝えていく」という「雨の庭」の本質にもつながっているのです。。。。

＝美容院の玄関を飾る多肉寄せのその後・・＝ 

ＢＥＦＯＲＥ．．．５月に植えたばかりの多肉寄せ 

５月の鉢花の植え替え時にサンドプランターに寄せ植えした多肉植物たちが・・・それぞれに

大きくなりました。。夏本番の気温上昇により、色彩の魅力はトーンダウンしたかわりに

ボリュームという成長の魅力が新しく加わりましたね。。。

 

ＡＦＴＥＲ．．．どの多肉たちも、それぞれに成長したね！

 前後の写真を見比べると・・色素が抜けたり、色の変化で、まるで別の植栽のようでしょう・・・

＝スモールガーデンのメンテナンス＝

岡山市北区Ｈ邸は・・・１０年前に造ったガーデン

今年第１回目のガーデンメンテをしました。。。

板塀をスクリーンに見立てて・・室内のリビングから＞＞はたまた・・ウッドデッキから観賞できる
ようにデザインしたスモールガーデンなのです。。。

この植栽部のエッジは鹿児島産の火山岩で組んでます。。ナチュラルな雰囲気に色を添えているのは・・ほふく性のオレガノゴールデン。。生育旺盛でもこもこ横に広がり、今回メンテで主要部

のみ残し、ピンチしたのですが・・またすぐに、もこもこと広がることだろう。。。

 

 

株立ち状のシマトネリコも、きゃしゃな樹幹で５ｍ上に成長。。。

生え変わりの黄色の葉を除去し、風と太陽の光を遮っていた枝葉を取り除くことで

庭全体が明るくなりました。。こんな近隣の建物によりシェード（日陰）になっている場所のメンテは

枝葉をメンテすることで、風とおしと遮光率を思うように調整することができるのです。。。

 

 

低木類は・・白ヤマブキ以外は、常緑性の植物で植栽されています。。

 

＝ソテツのメンテ＝

ソテツは・・雌雄異株で毎年、汚くなった葉の除去と親株の周りにたくさん出来てくる子株たちの
葉の除去を「痛い・・痛い」と、ちくちくソテツの葉に刺されながら取り除いていきます。。
３年程前から・・突然花がつくようになり、１度咲くと毎年花をつけるようになった。。
この形からすると・・間違いなく雄花ですよね・・ずっ～と見てても飽きのこない神秘性のある形状！
恐竜時代の植物界が連想されます。。。

＝水分補給・・ピンチの時＝

仕事中に、デカ水筒のお茶もなくなり・・近くに販売機もなく・・仕方なく・・昨日、お客様にいただいてたサイダーを飲もうと、車の中から取り出したのだが・・沸騰するのかというぐらい煮えたぎっていた
しょうがない・・飲もう！と決めて飲んだのだが・・・・まずか～った！！
炭酸のホットはうまくない・・ということを身をもって知りました。。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｊｕｎｉｃｈｉ　Ｉｎａｙａ